19日夕方、宮城県白石市の住宅の解体現場で不発弾が発見され、自衛隊が撤去作業にあたりました。

 警察などによりますと19日午後5時45分ごろ、白石市大平中目の住宅の解体現場で「不発弾のようなものが見つかった」と工事関係者から警察に通報がありました。

 不発弾は長さおよそ25センチ、直径およそ8センチの円柱状で、アメリカ製60ミリの迫撃砲弾とみられていて、陸上自衛隊の不発弾処理班が爆発の危険性はないと判断し、午後10時50分ごろ回収しました。

 警察は午後7時半ごろから半径200メートル圏内の立ち入りを規制し、一時19世帯55人が避難するなど現場は騒然としました。