20日で今シーズンの営業を終了する予定だった宮城県大崎市のオニコウベスキー場が、定期的に雪が降りコンディションが落ち着いているとして、24日まで営業を延長することになりました。

 オニコウベスキー場は暖冬の影響で雪が少ないため、予定より1ヶ月早い2月18日に営業を終了しましたが、その後まとまった雪が降ったことから、3月6日に営業を再開していました。

 再開後の営業は3月20日までの予定でしたが、その後も定期的に雪が降り続きゲレンデコンディションが落ち着いていることから、3月24日まで延長することを決めたということです。

 オニコウベスキー場西條勲社長「一番いいゲレンデ状況を保っているような状況。当初(終了)予定は20日だったが、もう少し延長した方が喜ばれるのではという判断で4日間だけ延長することにした」

 今シーズン8コース全てで滑ることができたのはわずか16日間で、人出も3万人を見込んでいましたが8000人ほどにとどまっています。

 それでも祝日の20日は多くの人たちが訪れ、春の雪を楽しんでいました。

 スキー客「(営業延長は)もう嬉しい気持ちで、欲を言えば雪がある限りもっとやって欲しいですけど」

 スキー客「1日でも長く滑れるのはすごく嬉しいです」

 オニコウベスキー場西條勲社長「一番いい時期にスキーができなかったですが、今現在非常にコンディションが良いので、ぜひその分取り戻して頂いて怪我のないように楽しんで頂ければと思っています」