ベガルタ仙台は19日、仙台市出身工藤蒼生のプロ初ゴールなどで首位の横浜FCに3−0の完勝で大きな勝ち点3を挙げました。

 J1昇格プレーオフ進出を争う6位ベガルタと、ここ20戦負けなし首位を走る横浜FCとの大一番の前半6分、相手陣内で郷家がボールを奪うと、そのクロスのこぼれ球を相良がタイミング良く振り抜いたボールが左隅に決まり、先制点を奪います。

 更に前半33分、フリーキックから郷家が折り返すと最後はエロンが決めて2点目を奪います。

 その後、横浜の猛攻を受けますが工藤蒼生が体を張った守備でゴールを許しません。すると試合終了間際に工藤がゴール前に駆け上がりシュート。これがプロ初ゴールとなり、工藤は好守に渡り奮闘しました。

 首位横浜から大きな勝ち点3を手にしたベガルタ、順位は変わらず、熾烈な昇格プレーオフ進出争いが続きます。

 工藤蒼生選手「得点を決めたのが公式戦では中学校以来。リーグ戦残り3試合勝利に導けるように頑張りたい」

 リーグ戦は残り3試合。次は27日アウェーで16位の愛媛FCと対戦します。

【19日】仙台3−0横浜@ユアテックスタジアム仙台