世界各国の教育関係者が仙台市の小学校を訪れ、プログラミングを活用した授業を視察しました。

 世界各国の情報教育の発展につなげようと教育関連のNPO法人が開催し、アジアを中心とする14カ国の教育関係者が宮城教育大学付属小学校を訪れました。

 振動や音に反応して光るLEDライトを活用してアート作品を作る授業が行われ、子どもたちは光の色や範囲を変化させる指示をパソコンに打ち込みプログラムを改善していました。

 児童「拍手した時とかに色が変わるようにしたりしました」「難しいけどいつも新しい発見がたくさんあって楽しいです」

 宮城教育大学付属小学校は2023年度から文部科学省の研究開発学校に指定され、情報活用能力を育成する新教科、小学校情報科の構築に向け取り組んでいます。

 教育関係者「子どもたちが活発に活動していて、デジタルリテラシーが高いと感じました。それはおそらく早い年齢からデジタルに触れているからだと思います」

 視察後の会議では、授業を担当した教員が学校のカリキュラムや情報教育を担う教員の育成などについて説明しました。