トランプ政権の関税政策を巡る日本とアメリカの2回目の協議が行われ、出席した赤沢経済再生担当大臣は「非常に突っ込んだ話ができた」と交渉の進展を強調しました。

赤沢亮正経済再生担当大臣 「可能な限り早期に日米双方にとって利益となるような合意を実現できるよう、率直かつ建設的な議論を行い前進することができたと考えています」

 協議は、日本側からは赤沢大臣が、アメリカ側はベッセント財務長官のほかラトニック商務長官らが出席し、およそ2時間にわたって行われました。

 協議の具体的な中身は明らかにされていませんが、赤沢大臣は日米の貿易拡大や非関税措置、「経済安全保障」での協力などについて議論ができたと述べています。

 今後、事務レベルで集中的な協議を行ったうえで、次回の閣僚級協議を今月中旬以降に開催することで一致したと明らかにしました。