石破総理大臣は総理公邸で、トランプ関税を巡る2回目の協議を終えてアメリカから帰国した赤沢経済再生担当大臣の報告を受けました。
「自動車など分野別関税の扱いも含めて突っ込んだ話し合いが行われた」と話し、そのうえで「建設的なものだった」と協議に進展があったことをにじませました。
一方で「日米間には立場の隔たりがある。一致点を見いだせる状況にはまだない」と述べました。
また、5月中旬以降に開く3回目の閣僚協議では「さらなる進展がなければいけない」と強調し、「どのように対処するか、検討・調整を迅速に、緻密(ちみつ)にやってもらいたい」と指示したことを明らかにしました。