9日の日経平均株価は、400円以上値上がりして取引が始まりました。

 日経平均は一時、8日の終値よりも400円以上値上がりし、およそ1カ月ぶりに3万7000円台を回復しました。

 トランプ政権の関税政策を巡り、アメリカとイギリスが貿易枠組みで合意したことやトランプ大統領が中国への関税引き下げの可能性を示したことで、市場では警戒感が和らぎ、買いが広がっています。

 また、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=146円台をつけるなど前日よりも2円以上円安が進行していることも影響しているとみられます。