宮城県岩沼市の高校で認知症サポーターの養成講座が開催され、高校生が認知症への正しい理解と対応の方法を学びました。

 岩沼市にある名取高校では、毎年認知症サポーターの養成講座を開催していて、1日は2年生約35人が参加しました。

 認知症サポーターとは、正しい知識と理解を持ち認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする人たちで、2005年から養成講座が全国で展開されています。

 講座では地域包括支援センターの職員による寸劇も披露され、道に迷っている認知症の人への対応をなどを学びました。

 生徒たちは、9月に地域の認知症の人たちとお菓子づくりをしながら交流をする予定で、認知症の人と一緒にできることをグループで話し合いました。

 生徒「私が知らない認知症が沢山あって、それを学べてとても良かったです」「積極的に自分から声を掛けに行けたらとすごく思います」

 岩沼市介護福祉課清水ひろみ主幹「普通に地域にいらっしゃる方として、少し配慮してできないところを助けてあげられる存在になっていただけたらうれしい」