メキシコシティ市長の側近2人が、バイクに乗った男に銃撃され死亡しました。政権与党への攻撃とみられています。
20日午前7時半ごろ、メキシコシティ中心部で市長の顧問と秘書が車に乗っていると、2人組の男がバイクで近づき、フロントガラスへいきなり発砲しました。
少なくとも4発が貫通して顧問は運転席で即死、秘書は車から出て逃げようとしましたが、まもなく銃弾に倒れ、死亡しました。
メキシコシティはシェインバウム大統領が最近まで市長を務めていた与党モレナ党の牙城で、トランプ大統領の要請もあり、麻薬組織カルテルの締め出しに乗り出していました。
シェインバウム大統領は「警察だけでなく軍も交えて捜査する」としています。