千葉県印西市のショッピングセンターで客が催涙スプレーを噴射し、40人余りが目の痛みなどを訴えています。その後、警察はスプレーをまいたとみられる人物の身柄を確保しました。

 23日午後3時前、印西市にあるイオンモール千葉ニュータウンで、「塩酸のような臭いがしている」と110番通報がありました。

 警察や消防によりますと、ショッピングモールの立体駐車場のなかで客が催涙スプレーを噴射し、42人が目や喉の痛みなどを訴えました。

 このうち69歳の男性ら3人が病院に搬送され、他にも搬送を予定している人がいるということです。

 また、呼吸困難になっている人もいるということです。

 たばこを巡るトラブルから催涙スプレーが噴射されたとみられ、噴射した人物は逃走していましたが、その後、身柄を確保されたということです。

 警察は傷害事件を視野に捜査しています。