宮城県大郷町のスポーツパーク構想について、事業の遅れで町の負担が従来より2億円増えて約7億5000万円となる見通しであることが明らかにしました。
大郷町のスポーツパーク構想は、2019年の台風19号で被災した粕川地区に、サッカー場12面と宿泊施設を整備します。
大郷町は26日の議会で町の負担額について説明し、これまでの約5億5000万円から2億円増えて約7億5000万円になることを明らかにしました。
町は元々、土地の造成に近くの川で国が行う掘削工事の土を使う計画でしたが、この工事が年度内で終わることから土の仮置きや運搬が必要となり、追加で2億円ほどの費用が発生するということです。
町と議会をめぐっては、議会解散の是非を問う住民投票について署名が無効だとした一部の議員の訴えが仙台地裁で進行中です。