宮城県で18人が犠牲になった岩手・宮城内陸地震の発生から、6月14日で18年となりました。栗原市では遺族らが現地を訪れ、犠牲になった人へ祈りを捧げました。

 宿泊客や従業員ら7人が亡くなった栗原市の駒の湯温泉では、遺族や地区の住民ら30人余りが訪れ地震発生時刻の午前8時43分に合わせ黙とうを捧げました。

 2008年6月14日に栗原市で震度6強を観測した岩手・宮城内陸地震では、宮城県で14人が死亡し今も4人の行方が分かっていません。

 駒の湯温泉で働いていた母親を亡くした菅原恵美さんは、母が好きだったカラーの花とコーヒーを供えて手を合わせました。

 菅原恵美さん「あの日から母に会えなくなると思ってもみなかったので、会いたいなということと18年ですごく早い18年だったなという思いもありました」

 駒の湯温泉を営む菅原昭夫さんは、地震で母親と兄を亡くしました。

 菅原昭夫さん「ぬるいので安心して入れるということと、弱酸性のお湯なので肌に良いですね」

 地震から7年後の2015年に日帰り温泉を再開しましたが、新型コロナの影響で2020年から休業し、今は常連客や知人などに限定して予約を受けています。

 菅原さんは、開湯から400年続く駒の湯温泉を守っていきたいと話します。

 駒の湯温泉菅原昭夫さん「父の代その前の代からずっと代々続いてきた温泉。この温泉のために私たちは生きてこられたので、受け継いでいけたら良いなと思ってます