トランプ政権の関税政策が、世界経済に混乱を招いています。

 OECD=経済協力開発機構は、今年の世界経済の成長率を2.9%と予測し、3月の予測から0.2ポイント引き下げました。下方修正は2回連続です。

 先月中旬までのトランプ政権の関税率、今後も続くと想定した場合の見通しです。

 日本の今年の成長率は、前回よりも0.4ポイント引き下げ0.7%と予測しています。アメリカは、0.6ポイント低い1.6%でした。

 OECDは、トランプ政権による新たな関税の引き上げや報復措置があった場合、成長率の鈍化がさらに加速する恐れがあると警告しています。

(「グッド!モーニング」2025年6月5日放送分より)