ウクライナは1日のロシア空軍基地への大規模なドローン攻撃に関して、新たな映像を公開しました。

 ドローンが接近していくロシア軍の爆撃機上部には、ドローンからの攻撃を防ぐためとみられるタイヤが敷き詰められています。

 この後、ドローンは爆撃機の下にまで侵入していきます。

 こちらの映像では、ドローンがAWACS=空中警戒管制機の上部にあるレーダードームに着陸しました。

 また、4日に公開された衛星写真では、基地に駐機していた多数の機体が破壊されている様子が確認できます。

 この大規模な攻撃について、ウクライナ当局はドローン117機が使われ、軍用機41機に損害を与えたと発表しました。

 ロイター通信によりますと、戦略問題の専門家は、衛星画像などの分析から10機から13機の機体が破壊されたとしたうえで、「今回の攻撃はロシアにとって大きな損失となるだろう」と述べています。