宮城県角田市で「屋根が壊れている」などとうそを言って工事を契約させ39万円余りをだまし取ろうとした疑いで、20代の男が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは埼玉県越谷市の自称建設作業員、中山優希容疑者(24)です。
中山容疑者は2024年5月、角田市の住宅を訪問し「屋根が壊れている」などとうそを言って住民から工事代金として39万6000円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
中山容疑者は匿名・流動型犯罪グループのメンバーとして、飛び込みで住宅を訪問しリフォームを勧めるアポインターを担っていたとみられています。
このグループは、福島県の被災地域や古い家が多い地域などを狙って訪問し「早く工事しないと雨漏りする」と不安をあおって工事を契約させていました。
警察は、このグループが宮城県で70件以上、数千万円ほどの契約を結んでいたとみて調べています。