ガソリンの暫定税率を廃止する法案への対応を巡って井林財務金融委員長が解任されことを受け、立憲民主党の阿久津衆議院議員が新しい委員長に選ばれました。

 野党7党が提出したガソリンの暫定税率を7月から廃止する法案への対応を巡り、井林財務金融委員長の解任決議が衆議院本会議で野党の賛成多数で可決されました。

 これを受けて新しい委員長を選ぶ選挙が行われ、野党がまとまって投票した立憲民主党の阿久津幸彦衆議院議員が選出されました。

 与野党は今月19日に法案の審議に入ることで合意しましたが、会期末を4日後に控え、自民党は「重要な税制の法案を拙速に結論を出すべきではない」と主張しています。

 また、参議院では与党側が多数を占めていることから成立の見込みは立っていません。