仙台医療圏の病院再編をめぐり宮城県富谷市が実施した総合病院の公募について、東北医科薬科大学の附属病院である若林病院が応募していたことが関係者への取材で分かりました。
富谷市の公募は20日に締め切られ、若生裕俊市長が2件の応募があったと発表していました。2件の病院名は公表されていません。
関係者によりますと、東北医科薬科大学には2つの附属病院がありますが、このうち仙台市若林区の若林病院が応募したということです。
大学の関係者はkhbの取材に対し、応募したことを認め「書類の提出に向けた検討をしている」としています。
富谷市の公募の条件は仙台医療圏にある総合病院で内科、外科を中心に複数の診療科を設置することや、24時間体制で救急医療に対応することなどで、開院時の病床数は100床以上などとしていました。
富谷市では今週末までに申請した事業者からの質問を受け付け、7月22日までに応募書類の提出を求めています。
審査をして、8月20日に最終的な候補者を決める予定です。