アメリカからの攻撃で核施設が被害を受けたイランが報復の構えを見せるなか、シリアにあるアメリカ軍基地が標的になったとイランメディアが報じました。

 イランメディアは23日、情報筋の話として、シリア北東部のハサカにあるアメリカ軍の基地が標的になったと伝えました。

 ただ、攻撃がどこからのものかは明らかにしていません。

 シリア人権監視団は声明で攻撃は22日夜にあり、ミサイルとみられる飛来物が基地に接近したためアメリカ軍が迎撃したとしています。

 イランはアメリカからの攻撃によって国内にある3つの核施設が被害を受けたばかりです。

 報復として中東にあるアメリカ軍基地に攻撃をする可能性も指摘されていて、緊張が高まっています。