22日に投開票された東京都議選で「参政党」が3議席を獲得しました。
参院選の前哨戦としても注目されるなか、その結果に衝撃が走りました。
自民党 井上信治都連会長 「非常に厳しい選挙だったと思っております」
裏金問題の逆風を受けた自民党が過去最低の議席数に転落。小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」に都議会第1党の座を明け渡しました。
また、公明党も36年ぶりに“全員当選”を逃すことに。
そのほか、国民民主党が初めての議席獲得を果たした一方で、石丸伸二氏率いる「再生の道」、そして「東京維新の会」「れいわ新選組」が全員落選となりました。
各党が火花を散らした今回の都議選。そんななか、ひときわ話題をさらった政党が。それは“参政党”。
参政党 神谷宗幣代表 「今回、参政党の評価としては十分な成果を出せたんじゃないかと考えております」
世田谷区、練馬区、大田区で当選し、都議会で初めて3議席を獲得。「日本人ファースト」を掲げて今回、大きな躍進を遂げた党です。
しかし、決して認知度が高いとは言えない政党。それが一体、なぜ。
参政党 神谷宗幣代表 「認知度が上がるような活動を重ねてきたということであります。それがうまくですね、批判もあったんですけど賛否両論巻き起こって、インターネット上で党の認知を高めることができた」