中国・蘇州市で日本人の親子が襲われた事件から24日で1年です。中国の日本人学校では児童らの数が去年よりおよそ1割減っています。

 去年6月24日、蘇州市でスクールバスを待っていた日本人の親子が男に刃物で切り付けられ負傷し、中国人の女性が刺され死亡しました。

日本人学校に子どもが通う保護者 「(児童の減少は)すごく実感していて、周りに聞いても『(駐在員は)本帰国だけで代わりは来ませんよ』とも聞く。日本人は少し減っているのかな」

 ANNの取材で、中国本土に11ある日本人学校の児童・生徒がこの春、去年よりおよそ1割減ったことが分かりました。

 保護者からは、中国経済の低迷の影響が大きいのではという声も出ています。