外務省はイランから出国を希望する日本人とその家族ら16人を隣国のアゼルバイジャンに陸路で退避させたと発表しました。
日本政府は6月13日以降、イスラエルとイランの攻撃の応酬により中東情勢が急速に悪化したことを受け、6月19日から20日と、21日から22日の2回にわたりバスによる同様の退避を支援してきました。
今回を合わせて103人の日本人らがイランから退避したことになります。
到着したバクーでは、外務省が派遣した海外緊急展開チームなどが支援にあたっています。
また外務省は、イスラエルからも日本人4人が隣国ヨルダンに陸路で退避したことも発表しました。
6月19日に日本人とその家族、合わせて21人をバスで退避させて以降、2回目となります。
今後も、状況の推移を見極めながら、邦人保護に万全を期すとしています。