イランとイスラエルの停戦について、駐日イラン大使が「これ以上の行動を取る理由がない」と事態の沈静化に期待を示しました。

イラン セアダット駐日大使 「侵略は止まった。それが我々の目的であったので、現時点でこれ以上の行動を取る理由はない」

 イランのセアダット駐日大使は、停戦を仲介したアメリカのトランプ大統領について「イランへの攻撃命令を出した当事者であるが、無条件での対話を呼び掛けた人物でもある」と述べ、推移を慎重に見守る考えを示しました。

セアダット駐日大使 「攻撃は核施設周辺に住む市民に大きな危険をもたらす。日本はその危険性を世界の誰よりも理解できる」

 一方で「平和的核施設が攻撃された」と改めて主張し、唯一の被爆国として日本が国際社会で非難の声を上げてほしいと訴えました。