SBI新生銀行は、返済が残っていた公的資金およそ2300億円を来月末までに完済する方針だと発表しました。

 SBI新生銀行の前身の日本長期信用銀行はバブル崩壊後の1998年に経営破綻し、不良債権の処理のため国から巨額の公的資金が投入されてきました。

 バブル崩壊に端を発した金融危機への対応はおよそ四半世紀を経て、ようやく一区切りを迎えることになります。

 SBI新生銀行は来月、東京証券取引所に再上場を申請し、年内の上場を目指します。

(「グッド!モーニング」2025年6月26日放送分より)