南米ペルー最高峰のワスカランで登山中だった日本人の女性2人が遭難しました。
23日、ペルー中部のワスカランで日本人女性2人が遭難しました。
ワスカランはペルー最高峰の標高6768メートルで、2人は海外登山の経験がありましたが、6500メートル付近で動けなくなったということです。
1人は低体温症で、自力歩行が厳しいという情報もあります。
現地メディアによりますと、遭難したのはテラダ・サキさん(36)とイナダ・チアキさん(40)で、衛星通信機器から発信された信号で2人の位置は把握できているものの、天候が急変しやすい雪山で、ヘリコプターによる救助が難航する恐れもあります。
ペルーの日本大使館は現地当局に救助を要請し、情報収集を行っています。