3年前に大麻を解禁したタイ政府は、乱用を防ぐため大麻を購入する際に医師の処方箋の提示を義務付ける規制を新たに設けました。

 タイ政府は24日、娯楽目的での大麻の販売を禁止する命令を発布しました。

 大麻を購入する際に医師の処方箋の提示を義務付けるとしていて、近く施行される見通しです。

 2022年に大麻を解禁したタイでは、これまでも医療用に限定はしていましたが、明確な規制はなく、娯楽目的の販売が黙認されてきました。

 観光地などに販売店が急増する一方、乱用者の増加や未成年者が容易に入手できる環境への懸念は高まっていて、政府が規制強化に乗り出した形です。