SNSで集めたメンバーで犯罪を繰り返す匿名・流動型のスカウトグループによる売春あっせん事件で、1億円以上の犯罪収益を隠したとしてリーダーの男が逮捕されました。

 スカウトグループ「アクセス」のリーダー・遠藤和真容疑者(34)は去年、風俗店に女性らを違法に紹介して得たおよそ1億2000万円の犯罪収益を隠した疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、遠藤容疑者は摘発を逃れるため、およそ480回に分けて金を関係先に郵送していたということです。

 警視庁保安課は「アクセス」の全容解明を進めるために、30年ぶりに設置した特別捜査本部について、幹部ら12人を逮捕・起訴しグループを解体させたとして26日、特別捜査本部の閉鎖を発表しました。