イラン核施設への攻撃にイスラエルが劣化ウランを含んだ兵器を使用した可能性があるとイランメディアが報じました。
イランメディアは26日、情報筋の話として、核施設など攻撃を受けた現場での初期調査で劣化ウランの使用を示す兆候が検出されたと伝えました。
追加の調査が進められているとしていますが、イスラエルが劣化ウランを含んだ弾薬を使用した可能性があると指摘しています。
劣化ウランは核燃料の生成や軍事目的でウランを濃縮した際の残りで、とても重い金属のため貫通弾として兵器に利用されることがあるということです。
人体や環境への影響に関しては国際機関でも意見が分かれていますが、イランメディアは深い懸念が浮上していると伝えています。
一方、最高指導者・ハメネイ師は停戦後に初めて演説をし、「イスラエルはほぼ崩壊した」と勝利宣言をしました。
さらに、アメリカは介入したが「何の利益も得られなかった」とも主張しています。
画像:MAXAR Technologies