2026年2月にアメリカで開催される宮城県の物産展に向け、出品する商品を選ぶ商談会が開催されました。アメリカでの県産品の取引拡大が狙いです。
宮城県と仙台市に本社を置く商社カメイが開催した商談会では、2026年2月にアメリカの日系スーパー、ミツワマーケットプレイスで開催される物産展への参加を希望する宮城県54の企業が、自社商品が採用されるよう魅力をアピールしました
ミツワマーケットプレイスでは、2025年3月にも宮城県の物産展が開催されていて、アメリカでの物産展としては出品企業と商品数共に過去最多を記録し、大盛況だったということです。次回の物産展では、前回以上の出品を検討しています。
物産展をきっかけに、海外と継続的な取引に至る企業も多くあるといいます。気になるトランプ関税の影響は。
ミツワマーケットプレイスバイヤー濱松孝明さん「今は10%の関税が掛かっている。どうしても売価に転嫁せざるを得ない状況になっているけども、我々はお客様がお買い求めやすい価格に仕上がるように、何とか企業努力で頑張っております」
清水食品海外営業部鈴木秀岳部長「ドルに比べると円安で力も無く外貨を獲得していこうという方針の中で、今後海外に販路を広げていく思いでやっている」
アメリカでの物産展は、2026年2月20日から3月2日まで開催されます。