深刻な人手不足が課題となっている、介護などの福祉分野に特化した就職説明会が開催されました。
宮城県から委託を受けた社会福祉法人が開催した説明会には、高齢者施設など62事業所が参加しました。
福祉に関心がある学生らは、仕事の内容や待遇などを担当者に直接聞いていました。
学生「具体的なイメージまでは落とし込めていなかったりもしたので、様々な事業者の方の話を聞く中で比較とかもできますし、より自分自身の将来について深く考えられる時間になる」
福祉の現場では慢性的な人手不足が課題です。宮城県の有効求人倍率は全体で1.22倍に対して介護サービスは3.27倍と高くなっています。
宮城県福祉人材センター村瀬裕之所長「特に介護人材の不足が深刻な問題となっていて、まず福祉って何だろうっていうところから事業者にお話を聞いて頂、ちょっとでもこの業界に来ていただければ」
主催者は、介護職員の平均給与が5年間で2万円以上アップし待遇面が改善していることなどをアピールして、人材確保につなげたいと話しています。