宮城県気仙沼市は、好調なふるさと納税の寄付金を活用して観光分野などの発展を目指す取り組みを始めます。
気仙沼市の菅原茂市長は、2025年度から10年間で総額約60億円の予算を投じる産業パッケージを創設すると発表しました。 気仙沼市のふるさと納税寄付額は、2024年度121億6000万円と初めて100億円を突破していて、財源として活用します。
産業パッケージでは人口減少や少子高齢化が進行する中、持続可能な地域社会を実現するため観光や水産業、企業誘致の推進など37の事業を行います。
このうち観光分野には11億5000万円が配分され、観光マスコットキャラクターのホヤぼーやに会えるスタジオや、ホヤぼーやの装飾が施されたホテルルームの設置も予定されています。
菅原茂気仙沼市長「観光やあらゆる産業における省力化、そういう稼げる力に通じるものに私たちとしては応援していきたい」