仙台市中心部にあるイムス明理会仙台総合病院が、2029年をめどに青葉区錦ケ丘に移転する方針であることが分かりました。

 イムス明理会仙台総合病院は、2015年に日本郵政が運営する仙台逓信病院の事業譲渡を受けて開院し、仙台市中心部の総合病院として医療を提供してきました。

 しかし建物の完成から約40年が経過していて老朽化が進み、数年前から移転が検討されていました。

 病院によりますと、移転先は仙台市青葉区錦ケ丘1丁目で2029年に開院する方針だということです。

 新病院の病床数は、現在の130床から310床に増やす見込みです。急性期が現在と同じ90床で、回復期60床のほか長期入院のための慢性期病床や療養病床なども設けるということです。