トランプ関税を巡る7回目の日米協議を終えた赤沢経済再生担当大臣が帰国し、理解は深まっていると成果を強調しました。

赤沢経済再生担当大臣 「日米間の貿易の拡大、それから非関税措置、経済安全保障面での協力などについて回数を重ねるごとに理解は深まっているということがあると思う」

 ワシントンでラトニック商務長官と複数回にわたって協議した赤沢大臣は「実りある議論を行った」とし、今後も精力的にアメリカ側との協議を続けていくと述べました。

 赤沢大臣は30日夕方に総理官邸を訪れ、協議の中でどのような話が出たのかなどを石破総理大臣に説明しました。

 現在、両国が納得のできるパッケージの中身を「一生懸命、積み上げている」段階だとし、今回の協議の中でラトニック商務長官とはこの内容について、さらに事務レベルで詰めることで合意したということです。

 現地に残った事務方は30日から数日間にわたって協議し、その進展を見て次回の閣僚級協議を調整するとしています。