1970年大阪万博のシンボル、太陽の塔でおなじみの日本を代表する芸術家、岡本太郎と彼と同じく自由な発想で創作活動に取り組む若手アーティストたちの作品展が、仙台市若林区で開催されています。

 若林区卸町のギャラリーエイトで29日から始まった企画展には、岡本太郎が手掛けた絵画や立体作品23点と、新進気鋭の若手アーティストたちの作品27点が展示されています。

 岡本太郎の「夜の樹」は自ら刷った版画で、25枚しか現存しない貴重な作品です。

 仙台市出身の若手アーティスト、斎藤亮輔さんの「光」をテーマにした作品です。岡本太郎の影響を少なからず受けていると言います。

 斎藤亮輔さん「美術を勉強する中で、岡本太郎はとても大きな存在だと思っているので、今の自分の作品にもつながっている所があるんじゃないかと思っております」

 ギャラリーエイト相澤和子マネージャー「抽象画から写実的な物まで幅広い範囲で、岡本太郎氏をオマージュした作品がそろっているので、是非ギャラリーに足を運んでいただいて是非感じていただきたいと思います」

 展示会は、7月11日まで開催されています。