ロシアはウクライナに過去最大規模の空爆を行いました。

 ウクライナ軍によりますと、ロシア軍は3日夜から4日朝にかけて539機の無人機と11発のミサイルを発射しました。

 主な目標は首都キーウで、少なくとも23人が負傷しました。

 また、独立系メディアによりますと、防空システム「パトリオットミサイル」が配備されているジュリャーヌイ空港付近でも火災が発生しました。

 ロシアは都市部への攻撃を強化していて、先月29日にも537機の無人機とミサイルを使用した大規模な空爆を行っています。

 一方、ウクライナもモスクワなどへの空爆を増やしています。

 地元メディアなどによりますと、今月4日早朝、モスクワの北東75キロのセルギエフ・ポサードに4機の無人機が到達し、少なくとも2人が負傷しました。

 また、変電所が損傷し、一部で停電しているということです。