夏の行楽シーズンを前に、宮城県川崎町の釜房ダムでは、周辺の施設などで安全点検が行われました。

 釜房ダムでは、キャンプや水上でのレジャーなどで周辺施設の利用者が増えるゴールデンウィーク前と夏休み前の年2回、安全点検が行われています。

 4日、ダムの管理所の職員など10人が、周辺の遊歩道や駐車場などでフェンスや看板を見回り、危険な箇所が無いかを確認しました。

 貯水池の周辺では、許可を得ての釣りやカヌーなどの水上でのレジャーも楽しめるため、職員がボートに乗って貯水池のほとりに崩れた部分が無いかなども点検しました。

 緊急放流などで水位が急激に下がる場合や、経年劣化によって貯水池のほとりが崩れる危険性が高まるため、釜房ダムでは定期的に点検して危険な個所を確認しているということです。

 釜房ダム管理所斎藤巧所長「ダム湖は通常の砂浜とかと違って急に深くなっていますので。ほとりは十分注意して歩いていただいてレジャー等楽しんでいただければと思います」

 釜房ダムでは、8月にダムの内部を見学できるイベントも予定しているということです。