オンラインカジノへのアクセス抑制について議論する総務省の有識者会議は、「ブロッキング」という手法について論点の取りまとめを行いました。
違法なカジノサイトへのアクセスを遮断する「ブロッキング」を行うには、インターネット利用者の通信を監視することになります。
有識者会議では、憲法で保証された「通信の秘密」を損ないかねないとし、青少年へのフィルタリングやカジノサイトに誘導する広告や情報の削除など、他の対策の効果を見極めるべきだと指摘しました。
そのうえで、ブロッキングの実施には明確な法的根拠が必要で、政府全体で対策に取り組むべきだとまとめています。
これらの論点については10日から一般に意見募集が行われます。