仙台市を流れる広瀬川流域の渇水状況を確認する会合が開催されました。6月からの少雨により川の水量は減っているものの、ダムの貯水量は確保されていて今のところ渇水の心配は無いということです。
太白区の仙台河川国道事務所で開催されたWEB会議には、国や宮城県の関係者や周辺自治体など20団体が参加し、渇水について現状を確認しました。
広瀬川の水の量は、6月下旬からの少雨の影響でふだんの4分1ほどに落ち込んでいます。一方で、広瀬川を含む名取川水系の水がめとなる仙台市青葉区の大倉ダムの貯水率は64.2%と、必要な水量は確保できているということです。
仙台河川国道事務所三浦俊明副所長「一般生活に関しましては、取水がきっちりとできていますので今のところは問題は起きていないという認識です」
仙台河川国道事務所では、本格的な夏を前に大倉ダムの水位や広瀬川の流量の監視に努めていくとしています。