同一カード3連勝を狙った楽天イーグルス、10日の西武戦は中盤まで投手戦でしたが、先発の岸が一発に泣き逆転負けです。
7月になって3度の2桁安打と打線が上向きの楽天ですが、10日は西武高橋光成の強いまっすぐに苦しみ5回までノーヒットに抑えられます。
前回登板6回に連打を浴びて5失点でマウンドを降りた岸は、毎回ランナーを背負いますが粘りのピッチング。両投手譲らず5回まで0−0で進みます。
試合が動いたのは6回表でした。2アウトから代打の鈴木大地が、チーム初ヒットとなる3ベースヒットでチャンスを作ると、黒川がレフト前にタイムリーヒット。鈴木大地の一打をきっかけに先制点を奪います。
ところが直後の6回裏、岸が捕まります。ランナーを1人出してルーキーの渡部に逆転の2ランホームランを許し、前回登板に続き6回に失点してしまいます。
7回裏には2番手加治屋が長谷川にタイムリー2ベースを打たれるなど終盤に失点を重ねた楽天は、交流戦以来の同一カード3連勝とはなりませんでした。
【10日】西武5−1楽天@ベルーナドーム