ロシアのラブロフ外相が中国の習近平国家主席と会談しました。来月末から予定されるプーチン大統領の訪中などについて協議したということです。

 ラブロフ外相は15日、上海協力機構外相会合参加のために訪問した北京で習近平国家主席と会談しました。

 ロシア外務省によりますと、来月31日から9月3日に予定されているプーチン大統領の訪中などについて協議したということです。

 一方、アメリカのトランプ大統領はウクライナへの攻勢を強めるプーチン大統領に対し強い不満を示していて、50日以内にロシアが停戦に合意しなければロシアの貿易相手国にも100%の「2次関税」を課すと表明しています。

 中国などが念頭にあるとみられ、50日の停戦期限はちょうどプーチン大統領が訪中するタイミングにあたります。