イランとイスラエルの攻撃の応酬によって延期されていたパレスチナ独立国家の樹立について議論する国際会議が今月末にも開催されることが分かりました。

 この会議はフランスとサウジアラビアが共同で議長を務め、ニューヨークの国連本部で今月28日から開催される予定です。

 ただ、マクロン大統領とサルマン皇太子は出席せず、双方の外務大臣が主導すると複数のメディアが伝えています。

 マクロン大統領は4月に、この会議に合わせてパレスチナを国家として承認する見通しを表明していました。

 フランスとしては今後、イギリスやカナダとの共同での発表を望んでいるとの見方も伝えられています。

 この会議は先月、開催される予定でしたが、イスラエルとイランによる攻撃の応酬によって安全保障上の理由などから延期されていました。