仙台市青葉区で、選挙ポスターが焼ける不審火が相次いだ事件で、宮城県警は公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで、60歳の無職の男を逮捕しました。

 公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで逮捕されたのは、青葉区台原の無職、斎藤修容疑者(60)です。

 警察によりますと、斎藤容疑者は、7月11日、青葉区台原でシャッターに貼られていた参院選の比例候補者のポスターに火をつけ損傷させ、選挙の自由を妨害した疑いが持たれています。

 斎藤容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているということです。

 7日にも同じ場所で選挙ポスターの不審火が起きていて、警戒に当たっていた警察官が、11日の事件前に現場付近で斎藤容疑者を見かけたことをきっかけに捜査していました。

 警察は、7日の事件にも関与している可能性が高いとみて調べています。