26日に投開票される宮城県知事選挙をめぐり、現職の村井嘉浩候補は自らへの誹謗中傷がSNSで拡散しているとして、法的措置を検討していることを明らかにしました。

 村井候補の事務所担当者によりますと、SNSのXでは、村井候補の写真を使い「宮城県をザンビアのホームタウンに」「メガソーラー大歓迎!」などと本人の訴えや公約とは違う情報が拡散されているということです。

 過激な内容で再生数やクリック数を稼ぐ手法とみられ、村井候補への支持を明らかにした議員らにも「死ね」などと中傷する投稿が相次いでいるということです。

 このため村井候補は20日、自身のSNSで誹謗中傷に対して法的措置を検討していることを明らかにしました。

 村井候補の事務所担当者は「にせ情報の発信、拡散は絶対にしないでほしい。ホームページで政策や公約を確認して判断してほしい」と話しています。

 26日の投票が行われる宮城県知事選挙には、現職と新人の計5人が立候補しています。