旧日立金属のプロテリアルは、電気自動車の駆動用モーター向けに希少な「重レアアース」を使わない磁石を開発しました。

 電気自動車の駆動用モーターは100℃以上の高温にさらされるため、これまで熱に強い重レアアースを使う必要がありました。

 レアアース磁石を巡っては、主な生産国の中国がトランプ関税への報復措置の一環として輸出規制に踏み切り、5月にはスズキの人気車種「スイフト」が一時生産停止に追い込まれました。

 新たに開発された磁石は、輸出規制されていない「軽レアアース」を使用しているということです。

(「グッド!モーニング」2025年7月23日放送分より)