アジアや太平洋地域の航空輸送の課題などについて協議する大規模な国際会議が仙台市で始まりました。
国内での開催は16年ぶりということです。
仙台市で始まったのはアジアや太平洋の30以上の国・地域の航空当局や、国連の専門機関「国際民間航空機関」からおよそ350人が参加する「アジア太平洋航空局長会議」です。
航空輸送に関する安全や環境などの課題について協議する目的で1960年から原則毎年開かれていて、日本での開催は16年ぶりとなります。
開会式では中野洋昌国土交通大臣が開会のあいさつを述べたあと、秋田県に伝わる「番楽」という伝統芸能が実演され参加者らを歓迎しました。
会議は8月1日まで5日間の日程で10議案を話し合うほか、文化体験のツアーや夕食会なども予定されています。