宮城県石巻市と山形県酒田市を結ぶ高規格道路「みちのくウエストライン」の早期事業化を目指して、同盟会が設立されました。

 「みちのくウエストライン」は宮城県の石巻市から大崎市などを経由して山形県の酒田市までを結ぶ、全長約160キロの高規格道路です。

 石巻港と酒田港という2つの大きな港をつなぐことで物流の活性化や観光振興、災害時の復旧活動の効率化などが期待されます。

 28日は、宮城県の村井知事と山形県の吉村知事をトップとする整備促進同盟会の設立総会が開かれました。

 「みちのくウエストライン」は宮城県側のルートがまだ調査段階で、今後、早期整備に向けて要望活動を加速させたい考えです。

 村井知事「全国的に人気の高い道の駅を始め、温泉や景勝地などの魅力的な観光資源が豊富に存在しており、新たな広域観光周遊ルートの形成が期待される」

 同盟会としての初の要望活動は、8月、国交省などで行われる予定です。