2年振りとなる夏の甲子園出場を決めた仙台育英、甲子園に出場する選手の最終選考と壮行会が行われました。

 28日の宮城大会決勝から一夜明け、休む間もなくグラウンドに立つ選手たちの姿がありました。甲子園のベンチ入りを懸けた最後の紅白戦です。

 宮城大会で背番号を背負った選手も、ベンチに入れなかった選手も全力を尽くしました。

 宮城大会では2回戦の角田戦で登板した尾形投手、紅白戦では安定したピッチングで活躍し、見事ベンチ入りを果たしました。

 壮行会も行われ、生徒ら約400人を代表し生徒会副会長の石橋咲希さんが「甲子園は多くの人の思いを背負い戦う場所。その思いを誇りに変えて全力で楽しんでほしい」と激励しました。

 そして、キャプテンの佐々木義恭選手が甲子園での決意を語りました。

 佐々木義恭主将「自分たちの目標は日本一なので、宮城大会優勝で終わることなくスタートラインに立ったと思って、もう一度頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」

 須江航監督「今の高校3年生が1年生の夏に甲子園に行って以来なので、プレーヤーとして甲子園でプレーをした人はこの中にいません。何も構えること無く、本当の意味の挑戦者という形で臨んでいきたい」