30日に発生したカムチャツカ半島付近の地震で津波注意報の解除を受けて、宮城県気仙沼市では漁師らがカキ養殖施設の修復作業に追われています。
気仙沼市階上地区では、午前5時ごろから漁師たちが船を出してカキ養殖施設の被害状況を確認しました。
階上地区では気仙沼大島大橋周辺ほどの被害は確認されませんでしたが、養殖施設を固定するロープが切れるなどの被害が確認されました。被害の全容は把握できていないということです。
生産者「津波はやっぱり一番怖いんだね。2、3日経ってみないとはっきりとした被害はねぇ」
また、接近中の台風9号に備えるためロープの修復などに追われていました。
宮城県は、漁業被害を中心に県全体の被害状況を調べています。