全国のスーパーなどおよそ6000店で販売されたコメの平均価格が、小幅ながら10週ぶりに値上がりに転じました。

小泉農水大臣 「踊り場のような状況の可能性はあると思います。よく注視したいと思います」

 農水省によりますと、7月27日までの1週間に小売店で販売されたコメの平均価格は、前の週と比べて35円高い5キロあたり3467円でした。

 同時に発表された別のデータでも、平均価格は5キロあたりで94円上昇しています。

 こうしたなか、四国や九州などで早い時期に栽培されるコメの今年の収穫量の見通しを農水省が公表しました。

 徳島、宮崎、鹿児島は前年を「やや上回る」と予測し、高知は「前年並み」、沖縄は「やや下回る」としています。