コメの平均価格が10週間ぶりに値上がりしました。小泉農水大臣は備蓄米の需要が落ち着き、価格上昇につながった可能性を示しました。
小泉進次郎農水大臣 「(備蓄米の)需要が一服して、販売数量の中での備蓄米の数量が減ったと。こういったことがデータに表れて微増傾向になっているという分析も聞いている」
農水省が発表した7月27日までの一週間に全国のスーパー約1000店で販売されたコメの平均価格は、前の週から40円高い5キロあたり3625円でした。
銘柄米は値下がりしたもののブレンド米などが値上がりし、平均価格を押し上げました。
備蓄米は8月末までに売り切ることが条件となっています。
小泉大臣は期間の延長を求める声があるとしたうえで、「予断を持たずにあらゆる策を検討しなければいけない」と話しました。