随意契約の備蓄米について、小泉農水大臣は大手小売りなどから全体の1割に上るキャンセルが出ていることを明らかにしました。
小泉進次郎農水大臣 「随意契約備蓄米全体の確定数量約30万トンの約1割、約2.9万トンのキャンセルが生じている」
小泉大臣はキャンセルが相次いでいる理由について、随意契約の備蓄米の出庫や配送のスピードや量が需要に追い付いていないと説明しました。
備蓄米を買い受けた事業者からは、地域によっては「少量しか入荷しない」と不満の声が上がっているということです。
随意契約の備蓄米は今月末までに売り切る必要があり、事業者からは期限の延長を望む声も出ています。
小泉大臣は対応策を検討するとしています。